6月の旅行
岩手県盛岡市へ行ってきました。
初めての盛岡の街。
どこ行こう?
盛岡には、いくつも見所があります。
でも、時間が限られていたらどうする?
たった一日だけ時間を取っているとしたら。
どこに行こうか、迷いますよね。
そんな時、行ってほしいところ。
今回は、盛岡の必見スポット+アルファをご紹介します。
岩手銀行 赤レンガ館
明治44年(1911年)に旧盛岡銀行本店として完成した建物。
当時の姿そのままに、なんと平成24年(2012年)まで、銀行として使われていました。
そしてこの建物、どこかの建造物と雰囲気が似てるなと思いませんか?
そうです東京駅を設計した、辰野金吾が設計に携わっているのです。
どうりで。
設計者は日本銀行本店、東京駅などを手掛けた明治洋風建築界の権威、辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士の両氏の手によるもので「赤レンガ」の愛称で親しまれています。
(案内版より引用)
ここでは、建物尾中に入り各部屋を見学することができます。
細かい意匠にも手が込んでいます。
盛岡城
南部氏の居城。
そのルーツは、まだこの地が「不来方(こずかた)」と呼ばれていた頃に遡ります。
天守閣や櫓は残っていませんが、ここで見るべきは、石垣ですね。
また盛岡の繁華街は北上川の切り替えによって生まれた土地に発展しています。
北上川の改修
江戸時代初期、北上川は現在とは異なり、蛇行しながら盛岡城の西側を流れていた。そのため、城はたびたび洪水の被害にあった。藩では北上川の流路を変更するため、新たな堤防を築いた。
この工事によって、対岸にあった菜園と大沢川原が城下に組み入れられ、城下町が拡大した。
(説明版より引用)
その歴史は、盛岡城に隣接する、もりおか歴史文化館で知ることができます。
鮭が遡上する・北上川
駅から市街地を目指すと北上川を渡ることになります。この北上川がとても印象的でした。
川沿いを歩くと分かるのですが、ずんずん早い流れが、どうどうと耳に響いてきます。
他の海に近い都市で見るような、ゆったりと佇む川とは大違いです。
ということで、
盛岡=北上川
そんなイメージが深く残りました。
この北上川もかつては鉱山廃水による汚染で魚が住めない状態になっていたそうです。
しかし、閉山した鉱山に新中和処理施設を建設し、強酸性水を中和することで、再び清らかな流れを取り戻したということです。
全長249kmと東北随一の大河・北上川は、岩手県の豊かな自然環境の象徴であり、秋になると鮭が遠く太平洋から遡上し、盛岡の秋の風物詩として親しまれる清流を誇っています。
しかしながら、この北上川がかつて旧松尾鉱山から流れ出た強酸性水によって濁り、魚が住めない時代があったという事実を御存知でしょうか。
当時の県民の悲願であった清らかな流れは、関係者のたゆまざる努力により取り戻されたものです。
(案内版より引用)
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