徳島駅を起点の観光はどこ行こう。サクッと夕方2時間観光コース

2時間でめぐる徳島市の王道観光巡り方

徳島駅に着いたのが15時過ぎ。

明日の朝には徳島を出発するので、観光できるのは本日の夕方だけです。

 

夕食までの限られた時間を使って巡ることのできる徳島駅近くの観光先を探しました。

約2時間だけでもで王道を押さえた徳島市観光ができます。

 

前回までの記事はこちら

鳴門の渦潮を大迫力で見るために、このポイントを押さえよう
鳴門といえば渦潮が有名です。この鳴門の渦潮、実は渦潮大きさ世界一です。鳴門の渦潮は海の上で発生しますが、電車やバスを乗り継いで見に行くにはどうすれば良いでしょうか。また渦潮を大迫力で見るために、押さえておくべきポイントがあります。

 

「阿波おどり」破産。今年の開催は?

徳島市と言えばまずイメージするのが、阿波おどりです。

毎年、8月12日から15日の4日間で開催されます。

 

先日は、「阿波おどり」事業が4億円以上の累積赤字となり、主催者の市観光協会の破産手続き開始が決まったというニュースもあり、一時は開催が危ぶまれました。

しかしその後、徳島市が新たな主催団体「阿波おどり実行委員会」を発足させ今年も例年通り開催されることが決まりました。

 

「阿波おどり」事業、主催新団体が発足 例年通り8月12日開幕へ|sankeiBiz(2018.4.26 16:13)

 

一安心といったところですね。

 

そのように、運営に課題はあったものの「阿波おどり」が徳島市の観光の目玉であることには変わりありません。

 

徳島市観光の王道

徳島市の観光をトリップアドバイザーで調べると、次の2箇所が人気の観光地として出てきました。

  1. 阿波おどり
  2. 眉山

徳島市|トリップアドバイザー

 

阿波おどり会館は、徳島駅から徒歩でも移動できる距離で、今回の短時間観光に向いていそうです。

それに、同じ場所で眉山に登るためのロープウェイも運行されています。

 

ここに向かいましょう。

一旦ホテルにチャックインし、出発したのは15:50でした。

 

眉山に向かって阿波おどり会館を目指す

阿波おどり会館に行くには、眉山を目指していきます。

眉山は徳島駅を出て正面側、この駅を背にしてまっすぐです。

眉山は徳島駅を出て正面側、この駅を背にしてまっすぐ

 

駅前の歩道橋からも見えます。

徳島駅前の歩道橋からも眉山が見える

 

徳島駅から両側に続く商店街を眺めながら、大通りをまっすぐ眉山に向かって進むと、約10分ほどで阿波おどり会館に到着します。

 

阿波おどりミュージアム

阿波おどり会館に到着したのが、16時を少し過ぎた頃でした。

阿波おどり会館

1階入り口近くに券売機があります。

 

本当は、阿波おどり公演を見たかったのですが、昼の部は16:00が最後です。

夜の部の開演は20:00

かなり時間を持て余してしまうため、諦めることにします。

 

せっかくなんで見たかったんですけどね。

 

阿波おどり

さて、そうなると

後は、阿波おどりミュージアムと眉山ロープウェイです。

 

眉山ロープウェイが往復で1,020円

阿波おどりミュージアムは17:00まで開いており、300円です。

 

セット券であれば、1,120円になります。

 

眉山ロープウェイに乗る前に、阿波おどりミュージアムに立ち寄ってみることにしました。

 

阿波おどりミュージアム

阿波おどりミュージアムへは、エレベーターで3階まで昇ります。

エレベーター降りると直ぐに入り口です。

 

1フロアーの一方通行で、展示がされています。

約15分ほどで回ることができます。

 

ここでは阿波おどりの歴史を学ぶことができます。

阿波おどり公演は見ることができませんでしたが、3Dシアターの立体映像で阿波おどりを見ました。(うーん。物足りない・・・)

阿波おどりミュージアムのパンフレット

 

眉山ロープウェイ

ミュージアムを後にして、再びエレベーターへ。

5階へと移動し、ロープウェイを待ちます。

 

ロープウェイは15分ごとの運行でした。

 

比較的コンパクトなロープウェイで2台のゴンドラが連なって移動します。

下の景色を見るには、下側のゴンドラを選んで乗りましょう。

眉山ロープウェイで山頂へ

 

約6分で山頂駅です。

 

如眉阿波乃山(眉山)

眉山は標高280m

山頂からは、徳島市街が一望できます。

眉山山頂からは、徳島市街が一望

 

快晴だったので、ぐるーりと広がるパノラマ風景を楽しめました。

 

中央の山が、城山。

その名の通り徳島城があった山です。

そして奥に流れるのが四国三郎と称される吉野川。

鳴門から徳島市内への移動の際にバスで渡りましたが、大きな川です。

 

北西方面

吉野川の奥には、山が見えます。阿讃山脈でしょうか。

眉山山頂から北西方面

 

南東方面

眉山山頂から南東方面

勝浦川が流れています。

写真中央の山は日美峰神社の方角ですね。

奥の海は紀伊水道です。

 

(山頂案内板から引用)

眉山の紹介

 眉山(びざん)は、徳島市のほぼ中央にあります。東北約6.5キロメートル、南北約3キロメートル、標高276.7メートル(一等三角点)で徳島市の緑のシンボルになっています。佐古山、富田山、八万山、名東山等と部分的に呼ばれていた山地一帯を、藩政末期頃から眉山と呼ぶようになりました。

 「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ舟とまり知らずも」と万葉の歌人船王(ふねのおおきみ)により、眉のように雲のあるところに見える阿波の山と万葉集に詠まれています。稜線が緩やかで眉の形のように見えるため、眉山と名付けられたようです。

 

この眉山は海上のどこから見ても「眉」の形をしているということから、「眉山」の名が付いたと言われています。

眉の形をした眉山

 

下山

このまま夜景の時間までいるつもりでしたが、意外に時間がつぶせません。

1時間ほどで下山することにしました。

再びロープウェイに乗り込むと、あっというまに麓駅です。

 

阿波おどり会館2階窓に飾られていた提灯

阿波おどり会館2階窓に飾られていた提灯

 

「体験記念」ですが、踊ってませんけどね。

体験記念(体験していませんが・・・)

 

徳島の街をぶらぶら

この後、徳島の街を歩いてみました。

阿波おどり会館からは、国道438号線を渡り、南側に進むと繁華街に出ます。

 

思っていたよりも大きな街です。

 

地名で言うと、富田町、両国橋、紺屋町、鷹匠街、栄町、秋田町の辺りが賑わっています。

食事や飲みの店を探すには、この界隈で見つけると良さそうです。

 

沖洲側に掛かる橋でLEDイルミネーションが光り始めた。

沖洲側に掛かる橋ではイルミネーション

 

徳島の街も、地方の御多分に洩れず薄暗いアーケードのシャッター商店街はあるし、区画は虫食いで駐車場になったたりします。

 

でも連休中であるためか、結構な人手でした。

 

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